※今回のポスターモデルは、セブンエイトメンバーの石原さんにお願いしました。
Golf78.comのコンテンツ「TUWAMONO」に何故「侍」をイメージしているのか? とよく聞かれるので、その背景を呟きたいと思います。
「夏草や兵(つわもの)どもが夢の跡」
松尾芭蕉の「奥の細道」として知られている旅の途中の俳句です。
芭蕉は、1689年、旧暦5月13日(現在の太陽暦では6月29日)奥州平泉の高館(たかだち)を訪れた時に詠んだ句で、藤原氏が栄華を誇った平泉の地もまた、野望を抱いた戦いに敗れ、その跡には夏草が生い茂り、かつての兵士たちの夢や希望が消え去った平泉の風景を通じて、無常観というこの世のすべてのものが変わりゆくことの儚さを感じたのでしょう。
今回「TUWAMONO 」のキャッチフレーズに「極めた者が見る先にあるもの」としたのは、倶楽部チャンピオンに輝いた「ツワモノ」もまた「ツワモノ」であり続ける事は難しく、その挑む姿、美しい「日本魂」を表現したかったのです。