卑弥呼の墓では? 巨大な前方後円墳?
今回のJAPAN STORY も前回に続いてですが、面白いニュースを見つけました。
福岡TNCニュース 2023/06/15 で、卑弥呼の墓ではないか? とロマン溢れる内容でしたのでご紹介します。
これまで、卑弥呼が治めた邪馬台国の所在地については、九州か畿内かで論争が続いていましたが、奈良盆地の纏向(まきむく)遺跡と箸墓(はしはか)古墳の調査が進んだことにより、畿内説を有力視する声が強まっていました。しかし、グーグルマップで見つかった、福岡県田川郡(たがわぐん)赤村(あかむら)の巨大な地形が、地元の古代史研究グループによると、鍵穴型丘陵の全長は約450メートル。日本最大の前方後円墳「大山(だいせん)古墳」(堺市)の墳丘長に迫る大きさとあって、古代史ファンからは「卑弥呼の墓では?」といった期待の声も聞かれ、話題になりました。
後円部に当たる部分は直径約150メートル。魏志倭人伝にある邪馬台国女王卑弥呼の墓の直径「径百余歩」とほぼ一致するという。
それでも調査の予定ない理由
発掘には文化庁に届け出た上で厳しい審査が必要とされ、調査には自治体の協力が欠かせないが、赤村役場の文化財担当者は、丘陵は自然の地形で前方後円墳である確証がないため発掘調査の予定は現在ない。と否定的で、調査実施のハードルは高そうだ。
“巨大な謎”のまま封印されてしまうのでしょうか。